00000JAPAN(ファイブゼロジャパン) — 無料Wi-Fi
NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど通信事業者が共同で提供する、 災害時専用の統一SSID「00000JAPAN」です。大規模災害が発生し携帯電話回線の 輻輳が見込まれる場合に、契約回線を問わず誰でも無料で接続できるよう時限的に 開放されます。2016年の熊本地震で初めて実運用され、通信各社が公衆無線LANを 自主的に無料開放した世界初の取り組みとして注目されました。2023年からは 通信障害が発生した場合にも利用できるよう運用が拡大されています。ID・パスワード 不要で誰でも接続できる反面、通信が暗号化されていないため、災害時の安否確認や 情報収集に用途を絞り、パスワード入力が必要なサイトの利用は避けるのが無難です。
特務機関NERV防災アプリ — 速報性に定評のある地震・気象情報
ゲヒルン株式会社が2019年9月1日(防災の日)から提供するアプリで、地震・津波・ 噴火・特別警報などの速報や、洪水・土砂災害に関する防災気象情報をプッシュ通知で 配信します。気象業務支援センター(気象庁本庁舎・大阪管区気象台内)と接続した 専用線から情報を直接受信する体制を取っており、情報の信頼性と配信速度の両面で 評価されています。シンプルな画面構成で、必要な警報・注意報だけを素早く確認したい 人に向いています。
Yahoo!防災速報 — 複数地点をまとめて見守れる通知アプリ
ヤフー株式会社が提供する防災アプリで、緊急地震速報・豪雨予報・気象警報・ 避難情報などをプッシュ通知で受け取れます。現在地に加えて国内最大3地点まで 登録できるため、自宅・実家・勤務先など離れた家族の様子も合わせて把握したい 場合に便利です。ハザードマップや防災用品の確認ができる「防災手帳」、災害時の 行動を事前に決めておく「防災タイムライン」機能も備えています。
ウェザーニュース(天気ライブ) — 台風接近時の実況に強い
気象情報専門会社の株式会社ウェザーニューズが運営するアプリ・サービスです。 台風・大雨・大雪などの際は24時間体制でライブ配信を行い、気象キャスターが アメダス等の客観的な数値データと、全国の会員から寄せられる「ウェザーリポート」 (現地の実況投稿)を組み合わせて解説する点が特徴です。進路予測は気象庁・ 米軍(JTWC)・同社独自予測の3種類を比較でき、台風が実際どのように動いているかを 具体的にイメージしたいときに役立ちます。アプリの詳しい実況に加えて、YouTubeの 「ウェザーニュースLiVE」では気象キャスターによる24時間ライブ配信も視聴できます。
App Store/Google Play/YouTube公式チャンネル
NHKニュース・防災アプリ — 河川カメラとハザードマップ
NHKが提供する公式アプリで、地域の気象警報・避難情報に加え、河川の水位や 氾濫危険度をリアルタイムのカメラ画像・マップで確認できる点が特徴です。 浸水想定区域や土砂災害警戒区域を示すハザードマップ機能もあり、大雨・台風時に 「自宅周辺の川が今どうなっているか」を具体的に確認したい場合に適しています。 テレビ放送と同じ情報基盤を使っているため、速報性と網羅性のバランスが取れています。
ラジオ — 停電・通信障害に強い情報源
スマートフォンはバッテリー切れや通信障害で使えなくなる場合がありますが、 電池式・手回し充電式のラジオは消費電力が少なく、電波さえ届けば長時間の 情報収集に使えます。停電・通信障害時の備えとしては、スマホアプリではなく 電池式・手回し充電式のラジオ本体を1台備蓄しておくのが基本です。NHKラジオ第1は 災害時の全国向け情報を継続的に放送する体制が整っています。
普段からラジオを聴く習慣があるなら、スマホと通信環境が生きている間は 「radiko」アプリでも同じ放送を聴取できます。ただしスマホの電池・通信網に 依存するため、停電・通信障害が発生した場合の備えにはならない点に注意してください。
ハザードマップポータルサイト — 自宅周辺のリスクを事前に確認
国土交通省・国土地理院が運営するWebサイトです。洪水・土砂災害・高潮・津波の リスク情報や道路防災情報を1枚の地図に重ねて表示できる「重ねるハザードマップ」と、 全国の市町村が作成した詳細なハザードマップにリンクする「わがまちハザードマップ」の 2つのサービスから構成されています。災害が起きてから調べるものではなく、 平常時に自宅・職場・学校周辺のリスクを把握し、避難のタイミングを考えておくための サービスです。
川の防災情報 — 河川水位・河川カメラをリアルタイムで確認
国土交通省が運営するWebサイトで、全国の河川水位観測所のデータと、河川に 設置されたカメラのリアルタイム映像を地図上で確認できます。大雨・台風時に 自宅近くの川がどのくらい増水しているかを具体的に把握したい場合に役立ちます。 スマートフォンのブラウザからも閲覧できるため、アプリを別途インストールする 必要はありません。
「〇〇川 ライブカメラ」で今すぐ映像を確認したい場合は、河川のライブカメラをすぐ見る方法にまとめています。
Safety tips — 訪日外国人にも対応した多言語防災アプリ
観光庁監修のもとアールシーソリューション株式会社が提供するアプリで、 緊急地震速報・津波警報・噴火警報・特別警報・熱中症情報・国民保護情報(Jアラート)を 日本語を含む複数言語でプッシュ通知します。避難行動の流れを示すフローチャートや、 周囲の人と災害時にやり取りするための多言語コミュニケーションカードも収録されており、 外国にルーツを持つ家族・同僚がいる場合や、訪日客の多い地域で働いている場合にも 紹介しやすいアプリです。
NHKプラス — 停電していないときの安定した情報源
NHK受信契約者向けに、総合テレビ・Eテレの放送をスマートフォン・パソコンで 同時視聴できるサービスです。通常はID登録(受信契約者であることの確認)が必要ですが、 大規模な災害や事件・事故が発生した緊急放送時は、契約確認のメッセージなしで 同時配信画面を視聴できる仕組みになっています。停電はしていないが自宅にテレビが ない、外出先でテレビの緊急放送を見たい、といった場面で選択肢になります。
首相官邸(災害・危機管理情報) — 政府の公式発表を直接確認する
内閣官房が運営するX(旧Twitter)公式アカウントで、地震・台風・大雨などの 発生時に、政府としての対応状況や呼びかけを発信しています。同じく首相官邸の YouTube公式チャンネルでは、官房長官の定例記者会見が毎日ライブ配信されており、 災害発生時は政府の対応方針がここで直接説明されます。報道機関の解説を介さず、 一次情報として政府の発表内容を確認したい場合に活用できます。