避難場所・避難経路の確認方法

避難場所や避難経路は、お住まいの市区町村のウェブサイトやハザードマップポータルサイトで 確認できます。実際に歩いてみることで、夜間や悪天候時にかかる時間や危険箇所も 把握しやすくなります。

避難時に持ち出すもの

避難時は両手が空くリュックタイプの持ち出しバッグに、貴重品・常備薬・モバイルバッテリー などを最小限まとめておくのが基本です。荷物が重すぎると避難の妨げになるため、 定期的に中身を見直しましょう。

避難所は必ずしも安全・快適な場所ではない

避難所は「行けば安心」という場所ではありません。内閣府や各種調査でも、 プライバシーが確保されない環境が長く続くことによる体調不良、 女性用品・育児用品がスムーズに行き届かない問題、盗難や性被害の リスクが指摘されています。特にトイレ・更衣室が男女共用になっている 避難所では、女性や一人暮らし・母子家庭の方が犯罪の対象として 狙われやすいという報告もあります。

そのため、貴重品は肌身離さず管理する、できるだけ一人で行動しない、 防犯ブザーを携帯する、女性専用スペースや相談窓口の有無を早めに 確認するといった自衛策が重要です。「避難所に行けば全て解決する」 とは考えず、自分と家族を守る備えを自分でも持っておきましょう。

避難所以外の選択肢も知っておく

自宅が安全な場合は、無理に避難所へ行かず自宅で過ごす「在宅避難」も 選択肢のひとつです。プライバシーが保たれ、住み慣れた環境で過ごせる 一方、支援物資や情報が届きにくくなる場合があるため、自宅避難用の 備蓄をしっかり用意しておく必要があります。

車中泊避難は、ペットとの同伴やプライバシー確保がしやすい一方、 長時間同じ姿勢でいることによるエコノミークラス症候群(血栓症)や、 夏の車内高温・冬の低体温症、換気不足による一酸化炭素中毒などの 健康リスクがあります。車中泊を選ぶ場合は、こまめに体を動かす、 換気に注意するなどの対策が必須です。避難所・在宅避難・車中泊、 それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、状況に応じて選べるように しておきましょう。

避難情報の種類を知っておく

自治体からは状況に応じて複数段階の避難情報が発表されます。情報が出た段階で 「まだ大丈夫」と判断せず、早め早めの行動を心がけることが被害を防ぐ鍵になります。 日頃からお住まいの自治体の情報発信手段(防災アプリ・防災無線・SNS等)を 確認しておきましょう。