夏場の停電では、冷蔵庫の扉をむやみに開けないことが最優先です。冷蔵室は約4時間、冷凍室は満杯で約48時間が保冷の目安とされていますが、気温や開閉状況で変わるため過信は禁物です。保冷剤・クーラーボックスを併用しながら、傷みやすい食品から順に消費していきましょう。

冷蔵室・冷凍室の保冷時間の目安

農林水産省の情報を参考にした目安として、扉を開けなければ冷蔵室は約4時間、冷凍室は中身が満杯の状態で約48時間、半分程度なら約24時間、冷気が保たれるとされています。ただし、これはあくまで目安です。夏場は気温が高く庫内の温度上昇も早いため、より短時間で品質が落ちる可能性があります。

扉を10秒ほど開けただけでも庫内温度が上がるとされているため、中を確認する際は開ける時間をできるだけ短くし、開閉回数自体を減らすことが重要です。

保冷剤・クーラーボックスの活用法

  • 保冷剤を優先的に活用する: 傷みやすい食品はクーラーボックスに保冷剤と一緒に移し、冷蔵庫の開閉回数を減らす
  • 凍らせたペットボトルを保冷剤代わりに使う: 保存水を凍らせて備えておくと、飲料水と保冷剤を兼ねられる
  • 新聞紙やタオルで覆う: 冷蔵庫やクーラーボックスの周囲を覆うと、外気の影響を受けにくくなり保冷効果を保ちやすい

傷みやすい食品から使い切る順番

停電時は、冷蔵室の中でも傷みやすいものから優先して消費するのが基本です。生肉・魚介・乳製品などは早めに食べきるか調理し、常温保存できる非常食に切り替えていきましょう。少しでも異臭・変色・ぬめりがある食品は、もったいなくても口にせず廃棄してください。

ポータブル電源で冷蔵庫を動かす選択肢

停電が長引きそうな場合は、ポータブル電源で冷蔵庫を一時的に稼働させる方法もあります。冷蔵庫は消費電力が大きい家電のため、必要な容量の目安は関連記事で確認してください。