浸水後の片付けは、まず建物の写真を撮ってから始めましょう。厚手の手袋・長靴・マスクで身を守りながら、汚水の排水→洗浄→乾燥→消毒の順に進めるのが基本です。浸水した家電製品は自己判断で通電せず、感電・漏電のリスクに注意してください。
作業前にそろえたい服装・道具
- 厚手のゴム手袋・長靴(底の厚い靴): 汚れた水にはガラス片や釘が紛れていることがあり、ケガの防止に必須
- マスク・ゴーグル: 乾燥した泥やほこりを吸い込まないための対策
- 長袖・長ズボン: 肌の露出を避け、雑菌や汚水との接触を減らす
- スコップ・バケツ・雑巾・ゴミ袋: 汚泥のかき出しや拭き取りに使う基本の道具
マスク・手袋などの衛生用品は衛生用品のカテゴリでまとめて確認できます。
り災証明のための写真撮影を先に
片付けを始める前に、建物の全体像と浸水した高さがわかる写真を撮っておきましょう。作業を終えて浸水の跡が消えてしまうと、被害の程度を証明しにくくなります。り災証明書の申請方法は関連記事で詳しく解説しています。
清掃・消毒の基本手順
汚水の排水を終えたら、床や家具・家財を洗浄し、しっかり乾燥させてから消毒するのが基本の流れです。消毒には次亜塩素酸ナトリウムを0.02%程度(市販の漂白剤を約300倍に薄める目安)に希釈したものを使うのが一般的ですが、金属には使用できません。色あせや腐食が心配な場所にはアルコール等を使うなど、対象物に応じて使い分けましょう。詳しい消毒方法は自治体の窓口でも相談できます。
浸水した家電製品の注意点
浸水した家電製品は、見た目が乾いていても内部に水分が残っていることがあり、そのまま通電すると漏電・感電のおそれがあります。自己判断でコンセントに差さず、メーカーや専門業者に確認してから使用の可否を判断してください。再利用が難しいと判断した場合は、お住まいの自治体の案内に従って水害ごみとして処分しましょう。